カタカナ語辞典

用字用語辞典」と同様、基本的に「ボウリング」と「ボーリング」は使い分け(区別)されています。ただ「ボウル[bowl]」の項目で「ボウリングの球(ボール)」と解説しているものがあります。ボウリングの球は、「Bowling ball」と表現するはずだが。詳しくは「用語いろいろ」で解説しています。当サイトが適切ではないと判断した記述は、赤い文字NG! で表示しています。

カタカナ・外来語/略語辞典 第4版 2011/03/03 第1刷 自由国民社
ボウリング[bowling]ボウルNG! をころがして10本のピンを倒す室内競技。
ボーリング[boring]1.穿孔。試錐。(温泉や地質調査などのため)地中に穴を穿つこと。
2.→ボウリング。
ガター[gutter][ボウリング] 1.レーンの両側にある細い溝。
2.ガター-ボール。
ガーター1[←cardboard][服飾] 靴下留め。ワイシャツの袖を押さえるゴムバンド。
ガーター2[gutterNG!]→ガター。
ボウル[bowl]1.ボウリングの球。NG!
2.深いはち。円形競技場。
3.選抜フットボール試合。
4.(和製用法で)ボウリング場。
ボール1[ball]1.野球の不正道球。
2.球技用の球。球のもの。球形の菓子。
3.舞踏会。
4.(俗語で)金玉。
ボール2[bowlNG!]西洋式の食器。洗い鉢。ボウル。
ボール3[←cardboard]原紙。ボール紙。
コンサイス カタカナ語辞典 第4版 2010/02/10 第1刷 三省堂
ボウリング[bowling<bowl(遊戯用の球)NG!]球技の1。全長19.15mの床(レーン)の上に、ボールをころがして、床の前方の端に正三角形をなすように立てたとっくり型をした10本のピンをねらい、倒したピンの数を競うもの。★競技の原型は3〜4世紀ごろドイツの修道院で行われていた「ケーゲル(こん棒)倒し」にあるといわれる。16世紀になってマルチン-ルターが「ナインピンズ」として改良後、全ヨーロッパから米国へと広まり、一時は賭博ゲームとして流行、禁止されたが、1874年に至ってルールが確立し、現在の形がつくられた。日本では昭和27年(1952)青山に東京ボウリングセンターの開設が最初。
ボーリング1[boring]1.地質調査、石油・ガス発掘などのため、地中に深く穴をあけること。
2.(内燃機関の)シリンダー穴をあけること。
ボーリング2→ボウリング。
ガター[gutter<(桶、溝)][ボウリング] 1.ボールの通路の両側にある溝。2.→ガターボール。
ガーター[garter]靴下留めの総称。
ガーター編み 編み物の技法の1。棒編みで弾力性に富み、縦に伸縮性が大きい。各段表編み、裏編みを交互に編み、外見は裏編みが目立って横筋がついて見える。
ガーター勲章[Order of the Garter] イギリスの最高勲章。1348年、エドワード3世の制定。濃青のビロードのガーター(靴下留め)が正章。★ダンスの時、パートナーの落としたガーターを拾ったエドワード王が、それを笑われたことから制定したという。
ボウル1[bowl<bolle(鉢)]1.洗い鉢。口が広く、丸くて、深い鉢。金属製・ガラス製・木製など、大中小と組み合わさったものがあり、用途は広い。→サラダ-ボウル。
2.パイプのタバコをつめる部分。火皿。
ボウル2[bowl]→ボウル-ゲーム。
ボール1[ball<bollr(球)]1.まり。球。
2.[野球]投手の投球がストライクゾーンを外れて通過すること。また、そのような投球で、打者が打たなかったもの。略号B。⇔ストライク。
3.[ボウリング]レーンの上を転がしてピンをたおす大きくて重いボール。★英語では正確にいえばボウリング-ボール[bowling ball]。日本では時にボウルと書かれることもあるが、英語のボウル[bowl]はローン-ボウリング[lawn bowling]などで使用されるボールのこと。GOOD!
以下、省略...
ボール2[ball]盛大な舞踏会。主に公的性格を持つものをいう。
ボール3[bowlNG!]→ボウル。
★ この辞書は珍しく「ボール」で「ボウリングボール[bowling ball]」を言及しています。当サイトを参考にして改訂されたのかな?(笑)
片仮名語和改辞典 2009/05/23 幻冬舎ルネッサンス
ボウリング[bowling]投的(とうてき)。球技の一つ。
ボーリング[boring]地掘(ちくつ)。地中に深く穴を掘ること。「石油採取のためにボーリングする」→「石油採取のために地掘する」
ガター[gutter]落溝(らっこう)。ボウリング場<投的場>でレーン<投的路>の両側に設けられた溝。また、そこに球が落ちること。
ガーター[garter]靴下留め。靴下がずり下がらないように留めるもの。「ガーターを外す」→「靴下留めを外す」
ボウル[bowl]丸鉢(まるばち)。料理に用いる半球状の容器。
ボール[ball]1.球(たま)。競技や遊びに用いる球状の用具。「ボールを投げる」→「球を投げる」
2.打外(だがい)。野球で投球がストライクゾーン<打域>を通過しないこと。「ボール球に手を出す」→「打外球に手を出す」
最新第7版 マスコミに強くなるカタカナ新語辞典 2008/11/17 学研辞典編集部
ボウリング*** 記載なし ***
ボーリング[boring]1.穴あけ。特に石油・天然ガスの採取や、採鉱のために深い穴を掘ること。
2.中ぐり。穴を所定の寸法にくり広げること。→ 〜する。
ガター[gutter]ボウリングでレーンの両側にある溝。また、球が溝に落ちること。★ガーターとも。NG! 【原義は「溝」】
ガーター[garter]*** 記載なし ***
日本語を使いさばく カタカナ語の辞典 2008/04/14 第1刷 あすとろ出版
ボウリング[bowling](競技)10本のピンをめがけて球を転がし、倒れたピン数を競う室内競技。*ボーリングとも書く。NG!
ボーリング1[boring]1.穴をあけること。
2.石油・天然ガス・温泉を採ったり、地質を調べるために地面に深い穴をうがつこと。
ボーリング2[bowlingNG!]→ボウリング。
ガター[gutter](競技)ボウリングのレーン両側の溝。また、球がその溝に落ちること。*ガーターとも言う。NG!
ガーター1[garter]1.(服飾)靴下留め。ワイシャツの裾おさえのバンド。
2.(the Garter)ガーター勲章。★イギリスの最高勲章。
ガーター2[gutterNG!]→ガター。
ボウル[bowl]1.深い鉢、椀。
2.(競技)アメリカン・フットボールの競技場。また、選抜試合。
3.(競技)ボウリングの球。NG! また、ボウリング場。
新カタカナ語ポケット辞典 2007/12/28 有紀書房
ボウリング[bowling]球を転がして10本のピンを倒す室内競技。
ボーリング[boring]1.せん孔。
2.試掘。
ガター[gutter]みぞ、ボーリングNG!のレーンの両側にあるみぞ。
ガーター[garter]1.靴下止め。
2.ガーター編み(棒針編みの1つ)の略。
ボウル[bowl]1.半円形の深い鉢。すりばち。
2.パイプの火皿。
3.アメリカンフットボールの試合場、その大試合。ボウルゲーム。
4.ボウリング用ボール。NG!
ポケットプログレッシブ カタカナ語辞典 第2版 2007/12/05 小学館
ボウリング[bowling](ボーリングとも)NG![スポ]室内競技の一種;床(レーン)にボールを転がし,床の一方に並べられた10本のピンを倒した数で得点を競う.
ボーリング1[boring]1.穴をあけること;くり抜くこと;穿孔.
2.地質調査や資源採掘の目的で,特殊な機材を使って地殻に細くて深い穴をあけること.
ボーリング2[bowlingNG!]→ボウリング.
ガター[英 gutter<ラ gutta(落下すること)](ガッターとも)NG!1.(ボウリング)レーンの両脇にある溝;また,ボールが溝に落ちること.
2.とい状の細長いくぼみ,側溝.
ガーター[英 garter<garet(ひざの曲がり目)](服)靴下留め.靴下がずり落ちないように留める道具;輪になったゴムバンド.
ボウル[bowl](ボールとも)NG!(調理用の)深鉢,椀;丸型で広口のもの.
用例でわかる カタカナ新語辞典 2007/02/01 改訂第2版 学研辞典編集部
ボウリング[bowling](スポーツ)10本のピンをボールを転がして倒す室内競技。
ボーリング1[boring]1.穴あけ。特に石油・天然ガスの採取や、採鉱のために深い穴を掘ること。
2.中ぐり。穴を所定の寸法にくり広げること。
ボーリング2→ボウリング。
ガター[gutter](ボウリング)レーンの両側にある溝。また、球が溝に落ちること。*ガーターとも。NG!【原義は「溝」】
ガーター1[garter](服)靴下留め。
ガーター2[gutterNG!]→ガター。
ボウル[bowl]1.どんぶり・わんなどの深い鉢。
2.円形競技場。
3.→ボウル・ゲーム。
4.ボウリング用ボール。NG!
朝日新聞のカタカナ語辞典 2006/08/30 第1刷 朝日新聞社
ボウリング[bowling]細長い床の端に立てた10本のピンに球を当てて倒した数を競うゲーム。
ボーリング[boring]1.穿孔。穴を開けること。地質調査などでの試掘。
2.→ボウリング
ガター[gutter]雨どい。排水溝。ボウリングでレーンの左右にある溝。ガーターとも。NG!
ガーター[garter]1.靴下留め
2.→ガター
imidas 現代人のカタカナ語 欧文略語辞典 2006/04/30 第1刷 集英社
ボウリング[bowling]球を転がして10本のピンを倒し、点数を競う室内競技。
ボーリング[boring]1.穿孔すること。
2.地質調査の試掘。
ガター[gutter]1.水溝。雨樋。樋。
2.(ボウリング)レーンの両側の溝。ガーターともいう。NG!
ガーター[gutterNG!]1.(ボウリング)投球がレーン両端にある溝に落ちること。またはその溝。
2.樋。排水溝。側溝。ガターともいう。NG!
ボウル[bowl]1.半球形の容器。深い鉢。
2.ボウリング競技に用いる球。NG! または、ボウリング場。
3.パイプの火皿。タバコを詰める部分。
4.アメリカンフットボールの試合。
日経新聞を読むためのカタカナ語辞典<改訂版> 2005/05/15 第1刷 三省堂
ボウリング[bowling]屋内競技の一つ。ボールを転がして10本のピンを倒し、得点を競うゲーム。(別表記)=ボーリングNG!
ボーリング[boring]1.地質調査のための穴あけ。石油・ガスなどの発掘のため、地中深く穴を掘ること。
2.中ぐり。工作物の穴を所定の寸法に仕上げること。
三省堂 新カタカナ語辞典 2004/07/10 第1刷 三省堂
ボウリング[bowling]直径約20cmの重い玉を片手で転がして10本のピンを倒す屋内競技。
ボーリング[boring](〜する)地質調査や地下資源の採掘のため、地中深くに穴を掘ること。
ガター→ガーター2NG!
ガーター1[garter]→ガーターベルト。
ガーター2[gutterNG!][ボウリング]レーン両側の溝。また、ボールがその溝に落ちてしまうこと。ガターとも。NG!
カタカナ語新辞典(改訂版) 2001/02/05 初版 新星出版社
ボウリング*** 記載なし ***
ボーリング[boring]穴あけ。(地質などの)試掘。「温泉の−調査」
ガター[gutter]1.溝。側溝。排水溝。
2.ボウリングのレーン両側にある溝。また、その溝にボールを落としてしまうこと。
ガーター*** 記載なし ***
カタカナ語・略語辞典(第三版) 2000/08/25 第三版 旺文社
ボウリング[bowling]室内スポーツの一種。レーンといわれる平らな床の上に立てられて10本のピンをボールを転がして倒し、その数で得点を競う。
ボーリング[boring]穴あけ。試掘。穿孔。「地質の−調査」
ガター[gutter]1.溝。側溝。
2.ボウリングのレーン両わきにある溝。また、ボールがその溝に落ちること。
ガーター[garter]1.靴下どめ。輪になったものと吊りひも式のものがある。
2.[the Garter]イギリス最高の勲章であるガーター勲章。
ボウル[bowl]1.深いはち。どんぶり。「サラダ−」
2.円型球技場。選抜フットボール試合。
3.ボウリングのボール。NG! その投球。ボウリング場。
官公庁のカタカナ語辞典 第2版 1998/03/30 第1刷 三省堂
ボウリング[bowling]床(レーン)の上に球を転がして10本のピンを倒し、その数を競う室内遊戯。
ボーリング[boring]穴あけ。試掘。地質調査や地下資源を探るため、地面に細く深い穴を掘ること。