思い込んだら
いったん「これで、間違いない!」と思い込んでしまうと、他人に指摘されるまで、なかなか気付かないものですね。球転がしを、「ボーリング」と書くのが当たり前だと思い込んでいるのも、その一例でしょう。今回、いろいろと調べているうちに、高校や大学のクラブ・サークル活動で「ボーリング部」と紹介されていたり、有名ポータルサイトで、「スポーツ > ボーリング」や「趣味 > ボーリング」というカテゴリが存在したり、放送局のアナウンサーさんが「ボーリング」と書き込んでいたり、宅建の国家試験では「ボーリング場」、はり師・きゅう師では「ボーリング」と出題されていたり、「ボーリング」だとボールとピンの絵文字に変換するのに、「ボウリング」だと変換されないケータイがあったりと、言い出したらキリがありません。
「ボウリング(球技)とボーリング(掘削)」は、使い分けするのが慣例ですから、「使い分けよう」でもご紹介したように、一般常識で「ボウリング」表記を問う出題がされています。球技の意味ならば「ボウリング」と書くのが、もはや常識であることを前提に出題されていますから、「ボウリング」ではなく「ボーリング」を選択すると、不正解になってしまうのです。![]()
就職のために、履歴書の「趣味・特技」欄に「ボーリング」と書いて提出したなら、「ボウリング」と「ボーリング」の使い分けを理解している人事担当者が見れば、おそらく笑われるでしょう。会社案内の福利厚生欄に「ボーリング大会」と記載している企業なら、「趣味はボーリングです」と書いて応募しても、何ら問題ないと思いますが。(笑)
球技の意味をネット検索するとき、「ボーリング」よりも「ボウリング
」や「ボウリング場
」で検索した方が、はるかに有用な情報が得られるのです。タウンページで電話番号を調べるときは、「ボウリング場」を探しましょう。「ボーリング場」という項目はありませんから。また、ボウリング場に行ったときは、場内にあるポスターやパンフレットを見てみましょう!「ボーリング」とは書いていないですよ。
